先日の横浜は久しぶりの土砂降りでして、差している傘が大粒の雨に打たれながら「あぁ、もうすぐ梅雨が来るなあ」なんて考えていました。雨の日が苦手な方は多いかもしれませんが、僕は好きなんですよねえ、雨の日。



そんな梅雨前の今の時季、寒くなく、且つ暑すぎず、外で過ごすには最高の季節の一つですよね。あと1カ月程すると、晴れている空を拝むことがなかなか出来なくなるかもしれませんので、皆さんには今のうちに日光浴を楽しんでいただければと思います。



日光浴の素晴らしさは過去のメルマガでも多く触れてきたのですが、先日なんと「ビタミンDサプリメントを摂取すると癌の死亡率が12％減少する」という研究結果が発表されたので、皆さまにご紹介いたします。

（過去のメルマガ： https://www.studio-sahana.com/so/1bNo2_RKW?languageTag=ja&cid=0bbf8fca-5ba2-4dc4-9948-bcda64bf3004&region=68c5de9a-8f33-4731-65c6-c4cbd1afe6e7 ）



ビタミンDのサプリメントを連日服用するだけで、癌の種類に関係なく癌死亡率が12％減少していたことを証明したものでして、サプリメントだけでなく日光浴による体内のビタミンＤ濃度を上げることの効果も期待できると示唆した研究なんです。



この研究のすごいところは規模の大きさでして、日本の東京慈恵医大やドイツの癌研究センター、アメリカのハーバード大学の他、フィンランドやオーストラリア、ニュージーランド等との国際共同研究だったようで、被験者はなんと10万人。その内、日本では417人の消化器官癌患者を基にデータが取られています。



今回の研究では、がん患者に対するビタミンＤサプリメント投与の有効性を示したもので（この時点で「安価なサプリメントを連日服用するだけなので強い副作用の心配が少ない」ということが凄いんですけど）、現在はこの結果を元に「本当にビタミンDのサプリメントの有効性だと言い切れるのか？」という更なる有意性を検証し、同時に「ビタミンＤサプリメントを連日服用して副作用は本当に大丈夫？」という点を検証していくそうです。



僕は今、「ビタミンDのサプリメント、スゲー」って思っています。



こういう話を聞くと、「よし、晴れてるから散歩してくるか」なんて思いませんか。この5月、是非とも今のうちにたくさん日光浴をお楽しみくださいませ。何事もやり過ぎは禁物なので、見た目が松崎しげるさんのようになりませんように、、、、。





（※今回、僕自身は論文を見た訳でなく、慈恵医大のプレスリリース情報 [ https://www.jikei.ac.jp/news/press_release_20230509.html ] をシェアしているだけですので、皆さんも「へぇ～」くらいのお気持ちで知っていただければと思いますし、被験者は標準医療を行っている上での検証だと推測されます）




Sahanaメルマガ vol.305（2023年5月）より