Interview
インタビュー記事
KOTOMIさん
ヨガインストラクター
▼コース修了、おめでとうございます。お疲れ様でした。今振り返ってみて、当スタジオのインストラクターコースはいかがでしたか?
無料説明会でのこと。
説明会と聞くと、スタジオや料金プランについて紹介されることが一般的ですが、インストラクターコースの中で、何に重点を置き、どんな学びを求めるのか、先生とお話しする時間でした。
私はRYTの流れからヨガ哲学に惹かれました。しかし他の学校では腑に落ちないことやぼんやりし続けていることが大変多くあり、「ヨガ哲学を知りたいのになかなか近づけない」悩みを解消する為にスタジオへお伺いしました。
先生はヒアリングからカスタムオーダーでカリキュラムの提案をして下さったので、「ようやく思い切り勉強ができる!」と確信したのを覚えています。
実際にコース終了までその感覚が変わることはありませんでした。
▼以下、平岡より
最初から最後まで、勉強意欲がとても高かったKotomiさんです。
当スタジオに来られる前に受講されていたというRYTの学びも、その高い意欲でたくさんのことを吸収されていたのが伝わってきました。
全てのヨガインストラクター向けの学びに共通することかと思いますが、“これを学びたい”、または“今の自分にはこれが分からない/足りていないのではないか”という目的意識が必要かと思います。
KOTOMIさんは、当コースが始まる前からそうでしたが、コースが始まってから、より自己観察が上手になられ、それに伴ってヨガの学びもどんどんと吸収されていった印象です。
「自分のスタジオをオープンしたくて」と、ヨガインストラクターの中では大きな目的を持ってご来店されたのが2023年の春ごろでした。
今、2024年には実際にご自身のスタジオをオープンされています。
特に「自分のスタジオを持ちたい」と考えられている方に、この度のインタビューがご参考になれば幸いです。
▼インストラクターコースの中で、特に印象深い内容や場面はありましたか?
ヨガと宇宙の関わりが大変深いこと。輪廻転生のこと。
どちらもなんとなくで知っていましたが、ヨガとどのように関わりがあるのか、魂がどこへ行って何に戻るのか等、私たちにとって身近で具体的な場所として知ることができました。
仏教の輪廻転生の考え方とは異なる点も知れてよかったです。
▼「こんな方にお勧めしたい!」と、当スタジオのインストラクターコースをお勧めしたいのは、どういった人物像でしょうか?
ヨガを理解したい人。
知るよりも、しっかりと理解して自身の学びに還元できる人におすすめしたいです。
先生はどのような時もフラットに授業を進めてくれますから、第三者の宗教観・スピリチュアル性が入ることなく、淡々と学びに向き合えます。
▼KOTOMIさんは、ヨガを始めたきっかけは何でしたか?
初めてのヨガはジムのレッスンでした。
狭かったのもあり、あまり良いと思いませんでした。
ある時、サーフィンへ挑戦し結果は玉砕。友人らと車で来ていたので終わるまで帰れません。
浜辺で暇を持て余し、思い出しながら始めたヨガがきっかけだったのでしょう。
大変素晴らしく開放的でした。
そこから約8年、本屋で買った「ヨガ大図鑑」を参考に一人で淡々黙々とヨガをしていました(笑)
コロナが発生した頃にヨガを深掘りしよう!とようやく決意するわけですが、見よう見まねで続けていたせいで、始めはミスアライメントだらけだったと思います(笑)恐ろしいです。
▼その後、「ヨガのインストラクターになってみたい」と思い始めたきっかけは何ですか?
インドでリトリートをしていた時です。
私以外はみなさん現役のインストラクターでした。
遠い存在の人たちと共に過ごす不思議な感覚だったのですが、過ごしていく中で、「私にも同じようにハートにパワーがある。
なのに、私は自信が無いんだ」と気づいたのがきっかけでした。
そこからは蛇が脱皮するようにスルスルと。帰国して二日後にはインストラクターとしてレッスンを始めていました。
元々の性格もあるかも知れませんが、今の自分の方が自己肯定感・正直さ・フットワークの軽さは断然にあります。
▼studio Sahanaのインストラクターコースを学んでいく中で、ご自身が考えていた「こういうインストラクターになりたい」や、「このようなヨガの仕事をしたい」等のイメージはどうでしたか?
具体的なイメージは出来上がりましたか?
ヨガをただのスポーツとして提供するのではなく、心と体を一致させるための手段として人に伝えたいです。
どう表現すればいいのかわからなかったこと・的確な説明ができなかったことが、授業を通して解消し知識に変わりました。
コース開始前と想いは変わりませんが、より固いものに変化しました。
▼当コースの過程において、ご自身の強みや、「自分のこんな考え方がやっぱり好きだな」等は見つかりましたでしょうか?
私には不安や逆境に動じないタフさがあります。
何事も筋トレのように多少過酷で踏ん張るのが得意です。
ちょうどコース開始あたりから、仕事で大きな動きが沢山あったのですが、ヨガ哲学を学び直しながらの生活だったので、力だけで乗り切るのではなく、柔軟性を持つ・相手をいつもよりも尊重するなど、結果これで良かったということが多々ありました。
私の内面にタフさ・柔らかさのバランスが整ったように思います。。
▼修了後、どのようなヨガのインストラクターを目指しますか?「こうなりたい」や、「こういう仕事をしたい / つくりたい」、「こんなヨガスタジオ / クラスをしています」等、お教えください。
2024年から桜木町で女性専用のヨガスタジオをオープンさせています。
私がヨガと出会い、そうだったように、心と体を一致させるための手段としてヨガを人に伝えたいです。
「個性を育み、人と関わり、美しくなる」
これが私の人生のモットーです。
「個性」とは自分軸。他者との比較ではなく、自分自身を大切にすること。
ヨガの恩恵はたくさんありますが、一番の魅力は体を整えているうちに心が整うことだと私は思います。
スタジオは完全新規店ですから、今後どうなるかは分かりませんが、私ができる努力の全ては行うつもりです。
▼インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。
「自分が良いと思ったからこそ、人にもそれを伝えていきたい」という思いが、コース開始から修了まで伝わってきました。
また、KOTOMIさんはヨガの学びについてだけでなく、スタジオを運営していく上でどうすればいいか?という問いを常に持たれていました。
終始、感銘を受けたことは「自分で考えて⇒分からないことは聞いて⇒自分で実践する」という推進力の高い行動力です。
講師の平岡は「始めはのんびりやっていけばいいですよ」なんて呑気なことをお伝えしていたのですが、2024年1月現在のKOTOMIさんのスタジオでは、すでに10名近くのヨガインストラクターの方々が多種多様なクラスを展開しています。
桜木町近辺、または横浜市内でヨガスタジオをお探しの方は、是非とも以下のリンクよりKOTOMIさんのスタジオをチェックされてみてください。